北朝鮮の金正恩総書記は、7月末の大水害で被害に遭った人々のうち、子ども、老人、病人、栄誉軍人(傷痍軍人)、乳児とその母親を平壌に連れていき、復旧工事が終わるまで面倒を見ると、大風呂敷を広げた。先月15日、1万3000人の被災者が平壌に到着し、金正恩氏は歓迎演説で出迎えた。被災地に残された人々からは「平壌に行けて羨ましい」との声が上がっていたが、実際はそうでもないようだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RF