宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、現在拡張ミッションを行っており、2026年には98943番小惑星「2001 CC21」の近くを通過しながら撮影と観測を行うフライバイが予定されています。しかし、高速で通過する探査機が小さな小惑星を捉えるには、その正確な形状を事前に知っておく必要があります。京都大学白眉センターの有松亘氏などの研究チームは、2023年3月5日に日本で観測された、2001 CC21による恒星の