スペイン南部アルメリア県プルピにある「プルピ晶洞」が、2019年8月から一般公開されており、巨大なクリスタルが広がる結晶世界が話題となっている。1960年代に閉鎖された銀山の50メートル下、スペインの鉱物学者たちによって1999年に発見された晶洞。巨大な結晶に覆われた洞窟としては、メキシコのナイカ鉱山の下にある晶洞に次いで最大規模である。正確には「ジオード」と呼ばれる空洞で、岩の内部にミネラル豊富な水が染み込み