児童書編集部に所属する編集Aは、大の温泉好き。好きが高じて、中学校の保健室が温泉宿(湯治場)とつながり、中学生を癒やすというあらすじの児童文学『保健室経由、かねやま本館。』(著:松素めぐり)の担当をしている。そんな編集Aが訪れたのは、群馬県の四万温泉の“四万やまぐち館”だ。露天風呂は渓流に面した壮大な造りで、夜には館内で女将による紙芝居の読み聞かせがあり、手作りのクロスワードパズル、まちがいさがし