07年から16年連続でJRA勢が馬券圏内を独占しているジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)だが、創設当初は外国馬の天下だった。そんな時代を盛り上げたのが、最近ではすっかり見かけなくなった凱旋門賞馬の参戦だった。 凱旋門賞馬として初来日したのは88年のトニービンだった。主にイタリアで活躍し、4歳時の凱旋門賞はトランポリーノの2着。5歳時にも再挑戦して、1番人気のムトトをクビ差抑えて優勝した。その後