10敗を喫しながらも特筆すべきデータを残す中日・高橋宏ピッチャーがいくら好投しても、打線の援護がなければ勝つことができないのが野球というスポーツ。今季も、打者のバットにもかすらせない見事なピッチングを見せながら、黒星が積み重なっていった“不運”な投手がいる。最たる例が中日の高橋宏斗投手だ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表にも選出された21歳右腕は、今季23試合に先発登板し、防御率2.40はリ