プシュケは火星と木星の公転軌道間の小惑星帯を周回する、最大径約279kmを持つM型の中では最大の小惑星だ。M型小惑星は、主にニッケルや鉄などの金属で構成される原始小惑星の金属核と考えられており、プシュケの鉱物としての資産価値を計算すると実に14垓円(すなわち14兆円の1億倍)にも上る。【こちらも】太陽系誕生初期の原始惑星コア、その謎を探るNASAプシュケミッションプシュケは、原始小惑星として誕生後、いずれかの