首を支えている筋肉が弱くなり、頭が上がらなくなる「首下がり症候群」に罹患する人が増えている。東京医科大の遠藤健司准教授は「高齢者を中心に増えているが、本人やまわりの人がなかなか気づきにくく、重症化してしまう。首がだるい、頭が重いと感じたら、医療機関に相談してほしい」という――。※本稿は、遠藤健司『急増する「首下がり症」どう防ぐ、どう治す』(ワニ・プラス)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com