令和5年2月末、各メディアが一斉に青森県警察の不適切事案を報道しました。タクシー運賃の支払いをめぐって、客が運転手に暴力をふるい、全治7日程度のケガを負わせた傷害事件について、現場の警察官が被害者の意向に反して「微罪処分」で片付けようとしたという事案です。多くの方は、今回の報道で初めて「微罪処分」という用語を耳にしたのではないでしょうか。なぜ現場警察官は半ば強引に、この聞き慣れない微罪処分で収めよう