終戦後、GHQの占領下におかれた日本ではさまざまな改革が実行された。ノンフィクション作家の保阪正康さんは「国語教育も改革対象となり、国民生活にローマ字を導入する動きがあった。この日本語ローマ字化計画を阻止したのは、1948年に行われた国語テストの結果だった」という――。※本稿は、保阪正康『昭和史の核心』(PHP新書)の一部を再編集したものです。写真=iStock.com/Viktoriya Abdullina※写真はイメージです - 写真