埼玉県桶川市に2店舗を構える創業135年の和菓子屋「五穀祭菓をかの」。長年にわたり地域で愛されるお店ですが、ここ数年は地元商店街の衰退、若者の和菓子離れなど、さまざまな要因から経営的に厳しい局面にありました。 そんな老舗を、新しい感性を生かして立て直したのが、6代目の榊萌美さん(27)。家業を継いですぐにヒット商品を生み出し、和菓子業界で注目を集める若手経営者の一人となりました。「自分はポンコツ」「競争