岸田文雄首相は6日、就任後初となる地元・広島での「原爆の日」に臨んだ。被爆地出身の首相として核兵器の惨禍を訴えることで来年広島市で開催する先進7カ国首脳会議(G7サミット)への機運を高める考えだが、ロシアのウクライナ侵攻に加えて中国も台湾周辺で軍事演習を展開し、安全保障環境は厳しさを増す一方だ。首相は自らが掲げる「核兵器なき世界」の実現に向け、険しい道のりを歩むこととなる。「77年前のあの日の惨禍