「榮子先生と話すと元気をもらえるんですよ!」かかりつけ薬局として利用する多くの常連客が口をそろえる。カウンターに座る比留間榮子さんの姿を見つけてうれしそうにする客、握手をしてパワーをもらって帰るという客などファンも多い。家族のこと、不調、孤独感……薬剤師として、人生の先輩として、どんな相談事にも耳を傾け、“言葉のくすり”で客の心をほぐす。榮子さんが孫とつくり上げた、「峠の茶屋」のような憩いの薬局を