長らく不治の病と認識されてきたエイズですが、2000年代以降に治療薬の開発が進み、徐々に発症が抑制できるようになってきました。そして2022年現在、ついに根本的な治療であるワクチン開発の希望が示されつつあります。そのような状況を踏まえ今回は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センター長の保富康宏先生をお迎えし、HIVワクチン開発の可能性についてご講義いただいた上で、予防医療普及