心筋炎は、ウイルスや細菌、真菌、寄生虫、薬物、毒物などにより、心臓の筋肉に炎症が生じて起きるものです。急性、慢性、劇症型、拡張型心筋症類似型などさまざまなタイプの心筋炎があり、発熱、咳、関節痛、倦怠感など、最初の症状は風邪に似ています。そのため診断確定が遅れることも多く、わかったときにはすでに重症化していることもあるのです。現在でも致死率が20~60%程度と高い病気。劇症型心筋炎を患うことになっ