(台北中央社)行政院院会(閣議)は10日、性犯罪を取り締まる関連法の改正案を決定した。人工知能(AI)を使った「ディープフェイク」を悪用した性犯罪を防ぐため、偽のアダルト動画の作成や拡散には最大で5年、販売には最大7年の懲役を科すとされた。立法院(国会)に送られ審議される。同意を得ずに性的な映像を撮影した場合には最大3年の懲役、拡散させた場合には最大5年の懲役とされた。販売目的の拡散はさらに罪が重くなる。