小学5年から中学2年までの3年半、不登校に苦しんだ。「居場所」をなくした少年は母親の言葉に救われ、ロボットに目覚める。科学の世界大会で栄冠に輝いた高校生のとき、高齢者からのSOSの電話で「孤独の解消」に生涯をかけようと決めた。取材中、「出会い」という言葉を何度も口にした研究者が叶えたかった“誰も除外されない世界”とは──。【写真】有名な問題児だったという小学生時代の吉藤さんロボットが働くカフェ東京、