最高裁大法廷が、夫婦同姓は「合憲」と判断を示したことについて、日弁連(荒中会長)は6月25日、「今回の決定は2015年の判決を引用したのみで、民法750条の違憲性について実質的な検討をしていないに等しく、極めて不当である。同判決を変更して、違憲の決定を出し、人権の最後の砦としての役割を果たすべきであった」と厳しく批判する声明を発表した。夫婦別姓の婚姻届を受理しないのは憲法に反すると訴えていた家事審判3件の特