私の知り合いに「まずいものは一食たりとも食べない」と豪語する人が複数人います。その発想の後ろには「限られた人生、そこに妥協は許さない」というわけです。それはそれでいいのでしょう。一方の私は20代の時に日本や世界のウマいものを散々食べてきて、だんだん飽きが来て「シンプルさ」を求めるようになり、そのうち、食事は生きるための作業の一つぐらいにしか思わないこともしばしばあります。かつてアメリカにいたとき、昼