外国人の収容や送還のルールを見直す「入管法改正案」は、政府が5月中旬、今国会での成立を断念して、事実上の廃案となった。この案は、難民の手続き中であっても、3回目以降の申請だったら、強制送還できてしまうことや、拒否すれば刑事罰を受けてしまうことが、法律家や支援者から批判された。また、名古屋入管で収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマさんが死亡した事件もあり、その死の真相究明と廃案を求める人たちの抗