世代を超えて親しまれてきたハローキティだが、それに次ぐ新規キャラクターの創出は長年の課題だ(撮影:今井康一)「新型コロナの影響がありながらも、過去にない営業赤字を出してしまった。そのことを痛切に反省し、サンリオが未来永劫続いていける企業になるために、第二の創業という覚悟でやっていく」――。5月25日のWeb説明会において、辻朋邦社長は自ら言い聞かせるように語った。2021年3月期のサンリオは売上高が410億円(