法務省の「性犯罪に関する刑事法検討会」は、性犯罪に関する施策のあり方について議論・検討した内容を報告書に取りまとめ、5月21日に上川陽子法務大臣に提出した。報告書は、強制性交等罪などが成立する要件や法定刑などについて、法改正の可否を含めた現行法の課題や論点を整理したもので、法務省のホームページで公表されている。強制性交等罪などについては、「暴行・脅迫」や「抗拒不能」の要件が障害となり、同意なき性交が