30年以上前に母国から逃れてきたパキスタン人男性、モハメド・サディクさん(57)が、法務大臣の裁決撤回や、在留特別許可などをもとめた訴訟の控訴審判決が5月12日、東京高裁であった。深見敏正裁判長は、請求を却下・棄却した1審判決を支持し、原告側の控訴を退けた。サディクさんは上告するとしている。●母国から逃れて、永住権のある女性と結婚したが・・・パキスタン生まれのサディクさんは学生時代、デモに参加するなど、反