一連の欧州スーパーリーグ(ESL)騒動において、いまひとつ不明瞭なのがバルセロナの立ち位置だ。現時点では12あった創設メンバーの中から、主催者であるレアル・マドリーとともに脱退を表明していない2クラブのうちのひとつとなっている。いまなお支持の姿勢を維持しており、その様はまるで、マドリーの腰巾着のようでもある。ジョアン・ラポルタ会長の「最終的な決定はソシオに委ねる」というスタンスはもっともらしいが、