運送会社の取締役だった男性(60)が脳出血を発症したことについて、いわゆる「名ばかり取締役」だったとして、長時間労働が原因の労災だと認められた。最長で月220時間を超える残業があったという。男性はこのほど、会社に安全配慮義務違反があったなどとして約7500万円の損害賠償と、労働者としての地位確認を求めて東京地裁に提訴した。4月23日、男性の代理人弁護士が発表した。残業代の削減などのため、権限のない「名ばかり管