背筋をピンと伸ばして少し大きめの机と椅子にちょこんと座り、ドキドキしながら黒板を見つめる子供たち。その目はどれも緊張と好奇心に彩られている。それもそのはず、彼らはつい先ほど父や母から離れ、初めてひとりでこの教室に足を踏み入れたのだから──。4月になり、全国の小学校でこんな新入学の光景が繰り広げられている。映画化もされた『みんなの学校』の舞台となった大阪市立大空小学校、初代校長の木村泰子さんが言う