できすぎにも思えるストーリーが完結した瞬間だった。第93回センバツ高校野球決勝の東海大相模(神奈川)対明豊(大分)戦。9回裏一死満塁で3番・小島大河の打球がショートのグラブをはじいた瞬間、"相模物語"は最高のエンディングを迎えた。サヨナラで明豊を下し、10年ぶりのセンバツ制覇を果たした東海大相模ナイン圧倒的な戦力を誇る学校以外が甲子園で優勝するためには、スターかストーリーが必要というのが筆者の持論