全国の警察に寄せられた家庭内暴力(DV)の相談件数が2020年に過去最多となるなど、コロナ禍における家庭の安全性の確保が大きな課題となっている。警察庁によれば、全国の警察へのDV相談件数は全国であわせて8万2643件。2019年より約400件増加し、過去最多となった。DV防止法の保護命令違反で摘発したのは76件、検挙されたのは全体で8702件にのぼった。内訳は、傷害致死(1件)殺人未遂(110件)、傷害(2626件)、暴行(5183件)