仲間はずれにされ高校中退、お笑い芸人になるという夢をあきらめた弁護士が、「弁護士漫才師」として、大舞台でネタを披露した。ステージを見つめる観客は、福井刑務所の受刑者たち。坂井活広弁護士は「挫折した自分は、まわりの人に支えられて、弁護士になった。何かを始めるのに遅いということはない。人生はやり直せる」とメッセージを送る。弁護士が刑務所慰問で漫才を披露したのは日本初ではないかという。一度放り投げた「夢