教員の時間外労働に残業代が支払われていないのは違法だとして、埼玉県内の市立小学校の男性教員(62)が、県に約242万円の未払い賃金の支払いを求めた訴訟で、証人尋問と原告本人尋問が3月5日、さいたま地裁(石垣陽介裁判長)であった。原告側の証人として埼玉大学教育学部の高橋哲准教授、被告側の証人として当時の校長2人が出廷した。高橋准教授は「使用者が不可欠と認めているものであれば、労働時間と認めるべき」と話し、校