社会と隔絶した空間であるはずの刑務所でさえ、新型コロナウイルスの脅威からは逃れられないようだ。1月、千葉刑務所で46名、函館少年刑務所で6名のクラスターが判明。両施設の感染者数は2月に入っても増え続けている。10畳ほどの雑居房に6〜8名の受刑者が押し込まれている刑務所は「密」の最たる場所だ。ひとたびウイルスに侵入されたら間違いなくクラスターが発生する危険空間だ。そんな刑務所のコロナ対策はどうなっている