◆ プロ1試合出場で生涯打率1.000、長打率は4.000プロ野球で最も多くの本塁打を記録した選手と言えば、ご存じのとおり、“世界のホームラン王”こと王貞治。その数、868本。その一方で、通算1本塁打にもかかわらず、それが記憶に残る歴史的な一発になった選手もいる。現役通算1打数1安打にもかかわらず、その1安打が本塁打だったことから、生涯打率10割・長打率40割の“伝説の男”になったのが、塩瀬盛道(東急)である。195