週刊文春のスクープは、その影響力の大きさから「文春砲」とも呼ばれる。生みの親は、2012年から週刊文春の編集長を務めた新谷学氏だ。実は新谷氏は2015年に3カ月の休養処分を受けている。なにがあったのか。柳澤健氏の新刊『2016年の週刊文春』(光文社)から紹介しよう--。※本稿は、柳澤健『2016年の週刊文春』(光文社)の序章「編集長への処分」を再編集したものです。写真=時事通信フォト「2016ユーキャン新語・流行語大賞