「引退試合」と聞くと、寂しいと思うと同時に、その選手はなんて幸せなんだろうと思う。毎年、何人もの選手がこの時期にプロ野球のユニフォームを脱ぐ。でも引退試合が行われるのは本当に本当に一握りの選手だ。ファンの前に姿を見せないままに静かに去っていく選手がどれだけいることか。今季、ファイターズで引退セレモニーが行われたのは一人。7年のプロ生活に自ら終止符を打った浦野博司投手だけだ。浦野博司©時事通信