メディア・デジタル事業について「収益の柱をより太くする」と南部副社長は述べた(撮影:梅谷秀司)5大商社で唯一の赤字予想――。住友商事は2021年3月期に過去最大となる1500億円もの最終赤字見通しを出している。兵頭誠之社長は今後の立て直しについて、「メディア・デジタル、生活・不動産、そしてインフラ関連事業を拡充して、稼ぐ力の強化に取り組む」と強調する。重点分野のひとつとして掲げるメディア・デジタル事業は2020