新型コロナの長期化で原油価格は再び大きく下落するのだろうか(写真:ロイター/アフロ)ここへきて原油市場が再び下落の懸念が高まっている。原油価格の指標であるNYのWTI原油先物価格は7月に1バレル=40ドル台を回復して以降、この節目をやや上回ったあたりを中心とした狭いレンジ内で、長いモミ合いが続いていた。だが、9月に入ってからの株価の調整につれるように売り圧力が強まり、8日には1バレル=36.13ドルの安値をつける