今月5日の夜、北朝鮮の首都平壌から、北部の恵山(ヘサン)に向かっていた列車が、咸鏡南道(ハムギョンナムド)にある平羅線の俗厚(ソック)駅で立ち往生した。急な停電によるものだ。暇を持て余した人々が娯楽会を開いたが、参加者から逮捕者が出る事態となった。一体どういうことなのだろうか。デイリーNKの朝鮮人民軍(北朝鮮軍)内部の情報筋によると、列車に乗っていたのは空軍・反航空軍(防空軍)司令部直属の兵士たちだ