■コロナ禍に信を問う「別の道」がある政界に吹き始めた「解散風」が勢いを増している。その発信源は政権中枢で、新型コロナウイルスの「第1波」が収束し、「第2波」到来までの間に衆議院解散・総選挙を実施しておきたいとの思惑が透けて見える。衆議院議員の任期満了まで1年半を切り、急落した内閣支持率と安倍晋三総理の求心力を回復させるためには「この道しかない」というわけだろう。写真=iStock.com/mizoula※写真はイメー