刑務所を出所しても、帰る場所や仕事がなく、再び犯罪をしてしまう人も少なくない。そのため、法務省は「再犯防止に向けた総合対策」の1つとして、社会における「居場所」(住居など)と「出番」(仕事)を作ることをあげている。ただでさえ、刑務所を出所した人たちが「出番(仕事)」を獲得することは容易ではないが、コロナ禍ではより厳しい現実がみえてきた。(編集部・吉田緑)●出所者を待ち受ける「厳しい現実」「ネットで