安倍晋三首相は一部から「強権的だ」「独裁者のようだ」との批判を受ける。そのひとつに2013年の「国家安全保障会議(日本版NSC)」の設置がある。その目的は安全保障上の懸案事項に首相の主導で対処することだからだ。しかし元内閣官房副長官補の兼原信克氏は「そうした批判は戦前の過ちを無視している」という--。※本稿は、兼原 信克『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』(新潮新書)の一部を抜粋・再編集したものです。国