6月2日に開かれた東京地裁の裁判員裁判で、被告人の弁護人がマスクの着用を拒んだことが、大きく報じられた。読売新聞(6月3日)によると、永渕健一裁判長が弁護人にマスク着用を求めたところ、弁護人の坂根真也弁護士が「被告の人生を決める重大な裁判だ。着用して全力で弁護するのは難しい」と拒否したという。その後、弁護人に近い場所にいる裁判員の前にアクリル板を設置する対応をとった上で、約2時間半遅れて開廷したという