新聞販売店に過剰な仕入れを強制する「押し紙」をしたとして、佐賀新聞に約1070万円の支払いを命じた5月15日の佐賀地裁判決について、5月28日までに佐賀新聞と元販売店側の双方が控訴した。福岡高裁で争われる。判決は押し紙だけでなく、新聞広告料の基準となる「ABC部数」の調査で、佐賀新聞の担当者が販売店に不正な指示をしたことなども認定していた。佐賀新聞の控訴は5月27日付。一方、元販売店側も、押し紙が原因で廃業したと