「必ず再生できる」――。日産CEOの内田誠氏は力を込めました。しかし、想定を超える販売の減少、中国で感染が拡大している新型コロナウイルスの生産台数や収益への影響、3社アライアンスの混迷など、再建への道のりには課題が山積しています。楽観はできません。日産は20019年度通期の世界販売台数を505万台と、昨年11月の見通しから引き下げたことに加えて、売上高は見通しより4000億円減の10兆2000億