「ドブネズミ」と聞いて想像するのはどんなネズミだろう。夜の繁華街を走り回る、あまりかわいいとは言えないネズミを思い浮かべた人も少なくないのではなかろうか。そんなドブネズミ、実は江戸時代にはペットとして可愛がられていたようだ。 ネズミ屋を描いた挿絵。ねずみを追いかける子どもやネズミと手にのせて遊ぶ店主(国立国会図書館デジタルアーカイブより) 東京農業大学農学部の庫本(くらもと)高志教授は、2011