慶應義塾大学経済学部教授であり、新進気鋭の財政社会学者でもある井手英策氏は、先の参院選でも話題になった「消費増税で幼児保育無償化」を最初に構想した人物としても知られている。昨年刊行した『幸福の増税論--財政はだれのために』は、まさに井手氏の研究テーマのど真ん中を貫く、入魂の一冊になった。幸福のための増税はアリか、ナシか。福祉や社会保障の話題ともからめ、わかりやすく解説してもらった。取材・文/盛田栄一