プロ野球選手がフリーエージェント(FA)制度を活用すると宣言したときは、たいてい、そのときの契約条件よりも好条件を得ることを目指すものだ。ところが、“宇宙人”と呼ばれた新庄剛志は2000年に行ったFA宣言でもその本領を発揮した。阪神、ヤクルト、横浜の3球団が好条件を出して争奪戦を繰り広げたが、新庄が会見で発表した移籍先はなんとニューヨーク・メッツだった。当時、球団専務として残留交渉を続けた野崎勝義氏が