131億光年先の合体銀河「B14-65666」の想像図(Credit: 国立天文台)国立天文台は6月18日、橋本拓也氏と井上昭雄氏を中心とした研究チームによる南米チリの「アルマ望遠鏡」を使った観測により、観測史上最古となる131億年前の合体銀河が見つかったと発表しました。ビッグバン直後の宇宙には、水素やヘリウムといった軽い元素しか存在していませんでした。軽い元素をもとにして恒星が誕生すると、核融合反応によって水素がヘリウム