はくちょう座の方向に位置する恒星「HAT-P-7」には、公転する太陽系外惑星「HAT-P-7b」が観測されています。巨大なガス惑星の「ホット・ジュピター」に分類されている「HAT-P-7b」には、驚くべきことはルビーやサファイヤの雲が焼け付く風に吹かれている可能性が考えられています。地球の16倍も大きい「HAT-P-7b」は自転と公転が同期しており、恒星に対し常に同じ面を向いています。夜側で誕生した雲が風に運ばれ、昼側の1700度と