米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測を背景にした米国発の金利低下で日本銀行が板挟みに陥りそうだ。金利低下による景気刺激を優先すれば金融機関の収益力悪化など大規模金融緩和の副作用が拡大し、逆に金利を上げようと手を打てば日米の金利差縮小で円高が進みかねない。これまで以上に慎重な手綱さばきを求められる。日銀は昨年7月から、長期金利の変動幅がプラス0・2%〜マイナス0・2%程度の範囲に収まる