こちらの画像は、欧州宇宙機関(ESA)とロシアのロスコスモスが共同開発した火星探査機「エクソマーズ」の周回衛星「トレース・ガス・オービター(TGO)」が、光学観測機器「CaSSIS」を用いて火星のサバエア大陸と呼ばれる地域を撮影したものです。なにやらカーボン紙で複写した痕跡のような青い大量の筋が示しているのは、火星で発生する「塵旋風」が地表面を削り取り、少し深い部分の土が露出しているとみられる箇所です。本当に